ルーツは幼少期
ナラシノカスタムを始めたのは大好きな習志野や幕張のベイエリアで、これまた大好きなUS雰囲気のカーカルチャーを楽しみたいから・・・
それは土地が広くて道路が広くてヤシの木が多く植えられていて、倉庫街と郊外型ショッピングモール、高層ビルが並ぶオフィス街、お洒落なマンション地区、海とスタジアム・・・
そして何より広い空。
これらが自分の中では一番好きな風景、空気なんです。
まるでUSの都市みたいなんですよね。勝手にそう思っているだけですが。
この景色が好きだからUS好きなのか、US好きだからこの景色が好きなのか、
どちらも正解なのですが、自分の中のルーツを探ると前者なのです。
そのルーツは幼少期。
私、生まれ育ちは船橋市、海のすぐそば。
そこから親父が運転する車で浦安の親戚の家に行く時の景色がずーっと印象に残っていて・・・親父は通勤でのみ車を出して、休日はほぼ車を出さず。なので年に一、二回の車に乗れる時は本当に嬉しかった。
しかしそんな貴重な時間も、市営霊園の墓参りなので短時間。
なので船橋から浦安まで行くなんて夢のようなワクワク感。
午前中に浦安まで国道357号線で行くんですけど、当時80年代半ばなので東関道は並走していましたが、船橋市西浦の立体交差が無く、もちろん市川大橋手前のジャンクションも無く、次の千鳥町の立体交差も無くて、目立つのはせいぜい浦安ランプくらい。
道路の周りも現在と比べたら建物がずっと少なくて、とにかく広くて明るい印象なのでした。
京葉線の高架があったのは記憶にありますが、当時ディズニーランドへ行った時にわざわざ東西線で浦安まで行ってバスに乗り換えた記憶があるので、京葉線は開業前だったと思います。
特に二俣新町のガソリンスタンドと市川大橋を渡るところ、浦安ランプ付近、そして国道から分岐して陸橋上の交差点に向かう場面はやたらと記憶に残っています。
そんなんで『明るい日差しに広い道路と広い空』&『それに加えて倉庫街と海沿い湾岸』という景色が、滅多に乗れない自分ちの車に乗れる嬉しさとの相乗効果で、私の脳ミソに深ーく刻まれているのです。
ちなみに車は白のいすゞのジェミニかトヨタの初代カリーナEDのどちらかでした。
どちらだったかは・・・覚えてません。