マザーロード Route 357
ナラシノカスタムスを始めたわけは習志野と幕張の湾岸エリアが好きだから・・・
で、そのエリアが好きなのは土地と道路と空が広いのが好きだから・・・
土地と道路と空が広いのが好きなのは、幼少期だった80年代半ばに体験した国道357号線から見た景色が原因だよ・・・
ということを書きました。
生まれも育ちも船橋の市役所近くなので国道14号線が自宅から一番近いんですが、今現在に至るまで圧倒的に使っているのが国道357号線、通称湾岸道路です。
小学生の頃は自転車で初めて遠出したくて勇気を出して、市内最果ての地、船橋海浜公園まで行ってみたり、勾配が長く続くららぽーと前の海老川大橋を降りて押さずに登れるかチャレンジしたりしました。
中学生になると体力もついてきているので更に遠出したくなるのですが、そこはやはり357号線で新浦安まで行ってみたり、海浜幕張まで行ってみたりしたのです。
この中学生の時の体験は自分にとって「ルーツは幼少期」と同じくらいのインパクトがあり、ナラシノカスタムスを始めた直接の影響になるのでまたお話しします。
高校生になって250ccのバイクを乗り始め、社会人になると大型バイクに乗るのですが、その間も学校や会社から帰宅した後は毎日のように、もちろん休日も、ひとりでだったり仲間とだったり、とりあえず357号線で走りに出かけました。
初めてバイクで357号線を走って行き着いた先は、今のお台場。(当時は13号地という名称)
当時のお台場も空き地だらけで、見えるのは港の倉庫と完成したばかりのフジテレビ社屋が目立っていただけでした。
まさか20数年後にそこの港に勤務することになるとは夢にも思わなかったのですが、結局通勤でも357号線を使っています。
『 マザーロード Route 357 』
80年代半ばのディズニーランド周辺の記憶
前回、USっぽい風景が好きになったルーツは幼少期の国道357号線というお話をしましたが、今回はその続きにあたるお話をします。
前の記事の中で、船橋の海のそばからディズニーランドへ行くのに・・・という部分がありますが、当時京葉線が開通していなかったので(自分の記憶から推測すると京葉線は千葉みなとから西船橋間の先行開業もまだしていない時期かな)船橋駅から西船橋経由で東西線の浦安駅まで出て、路線バスでディズニーランドへ行ったのです。
記憶にあるのは、浦安駅を出てしばらく走るとバスの中から見える景色は何も無い埋立地。
広大で砂っぽい更地に緑色が抜けた色合いの雑草。
全体的に薄茶色というかベージュ色に染まった乾燥した荒野のような世界。
この先一体どんな場所に行き着くのだろうという思い。
これはこれで現在の習志野幕張ベイエリアの都会的な雰囲気とはまるで違いますが、自分の記憶に深く刻まれている景色なのでした。
80〜90年代当時の写真をお持ちの方、私に見せてくださいませんか??
謝礼のご用意はありませんが(笑)
ルーツは幼少期
ナラシノカスタムを始めたのは大好きな習志野や幕張のベイエリアで、これまた大好きなUS雰囲気のカーカルチャーを楽しみたいから・・・
それは土地が広くて道路が広くてヤシの木が多く植えられていて、倉庫街と郊外型ショッピングモール、高層ビルが並ぶオフィス街、お洒落なマンション地区、海とスタジアム・・・
そして何より広い空。
これらが自分の中では一番好きな風景、空気なんです。
まるでUSの都市みたいなんですよね。勝手にそう思っているだけですが。
この景色が好きだからUS好きなのか、US好きだからこの景色が好きなのか、
どちらも正解なのですが、自分の中のルーツを探ると前者なのです。
そのルーツは幼少期。
私、生まれ育ちは船橋市、海のすぐそば。
そこから親父が運転する車で浦安の親戚の家に行く時の景色がずーっと印象に残っていて・・・親父は通勤でのみ車を出して、休日はほぼ車を出さず。なので年に一、二回の車に乗れる時は本当に嬉しかった。
しかしそんな貴重な時間も、市営霊園の墓参りなので短時間。
なので船橋から浦安まで行くなんて夢のようなワクワク感。
午前中に浦安まで国道357号線で行くんですけど、当時80年代半ばなので東関道は並走していましたが、船橋市西浦の立体交差が無く、もちろん市川大橋手前のジャンクションも無く、次の千鳥町の立体交差も無くて、目立つのはせいぜい浦安ランプくらい。
道路の周りも現在と比べたら建物がずっと少なくて、とにかく広くて明るい印象なのでした。
京葉線の高架があったのは記憶にありますが、当時ディズニーランドへ行った時にわざわざ東西線で浦安まで行ってバスに乗り換えた記憶があるので、京葉線は開業前だったと思います。
特に二俣新町のガソリンスタンドと市川大橋を渡るところ、浦安ランプ付近、そして国道から分岐して陸橋上の交差点に向かう場面はやたらと記憶に残っています。
そんなんで『明るい日差しに広い道路と広い空』&『それに加えて倉庫街と海沿い湾岸』という景色が、滅多に乗れない自分ちの車に乗れる嬉しさとの相乗効果で、私の脳ミソに深ーく刻まれているのです。
ちなみに車は白のいすゞのジェミニかトヨタの初代カリーナEDのどちらかでした。
どちらだったかは・・・覚えてません。